

ハプスブルグ アブサン ゴールドラベル85度 ハプスブルグ・シリーズはロンドンのSALES社がリリースしているアブサンで、ブルガリアで作っていたが、現在の新ラベルの品はフランスで作られている。不思議なことにボトルに原産国表示が無い。

アルテミジア アブサン ラ クランディスティーヌ ◎フレンチ リチュアル アブサン発祥の村「クヴェ村」にある 唯一のアブサン蒸留所「アルテミジア」。クロードアラン・ブニョン氏が先祖が愛飲した禁断の酒に強い関心を寄せ、2000年からアブサンを蒸留。クランディスティーヌは2005年3月にスイスでアブサンが合法化されたとき最初にリリースされた。(つまり5年間は秘密で造っていた。)薬草の厳選、限定量の蒸留、瓶詰めやラベリングに至るまで、製造過程の各段階をブニョン氏はたった一人で、手作業で行っている。低品質のアブサンと違って、アルテミジアのすべての商品は薬草をただアルコールに浸したものではなく、きちんと蒸留されている。 毎年フランスで開催されるアブサンティアード(アブサン世界品評会)では4年連続で氏の作品が優勝の栄誉に輝いている。53度

アルテミジア アブサン カプリシューズ72度 スイス アブサンとは 元々はスイスのトラヴェールで作られていたニガヨモギを原料とした薬。医師ピエール・オーディナーレが蒸留法を発案。「緑の妖精」と呼ばれる。アブサン中毒で身を滅ぼした19世紀フランスの芸術家に、詩人ポール・ヴェルレーヌや画家ロートレック、ヴァン・ゴッホがいる。当時はワインより安価だった。アブサン禁止の背景にはアメリカで禁酒法が成立したこの頃、世界的な禁酒の動きがあった為安価で度数の高いアブサンがヤリ玉になった政治的説と、安価すぎてワインを脅かす程の販売量に達してしまった為、圧力がかかった説など。 ニガヨモギの成分ツヨンに幻覚などの向精神作用があるとされ、アブサンを飲んで一家殺害の事件を機にスペイン以外では禁止されていった。この事件も怪しいし、現在では禁止理由の幻覚作用にも疑問視。日本でも食品添加物として認められていた為、禁止されていない。1981年に世界保健機関 (WHO) が、ツヨン残存量が10ppm以下において販売許可を下した為、各国で復活。

FRUKO SCHULZ アブサン ファイヤーエンジェル&ブラック70度【チェコ】(アニス)

DE MORAVIE【チェコスロバキア】(ニガヨモギの実入りアブサン)

シャルトリューズVEPジョーヌ VEPとは、Viellissement Exceptionellement Prolongeの略。「長期熟成品」。1789年のフランス革命で修道院が解散させられるとその後は紆余曲折を経てヴォワロンで製造されることとなった。21世紀の現在でもこの地で製造が続けられており、無料の見学会も開催されている。

シャルトリューズ 1605 エリキシル ◎シャルトリューズ トニック ・シャルトリューズ オレンジ ・HOT シャルトリューズ シャルトリューズとは 1605年、フランス王アンリ4世のもとに不老不死の霊薬として捧げられたのが原型と云われ、その後カルトジオ会に伝わった。「リキュールの女王」と称されるフランスを代表するハーブ系リキュールの銘酒。130種に及ぶハーブと香草の配合は、今でもラ・グランド・シャルトリューズ修道院の3人以外誰も知らないと言われている。ブランデーをベースとしてアンゼリカ・シナモン・ナツメグを始めとする130種類のハーブを加え、樽で最低でも3年熟成し、5回の浸漬と4回の蒸留を経て調整されるということだけが公開されている。 1605はシャルトリューズの最初の処方が作成されたとする1605年から400周年を記念してリリースされたヴェールで、当時のレシピを出来るだけ再現して造られたもの。通常のヴェールの個性を更に凝縮したスパイシーな芳香と濃い味わいが特徴で、色合いも極めて深緑。56度

ベネディクティン&ブランデー ベネディクティンとは フランス産。ブランデーをベースとするリキュールで、長寿の秘酒として誕生したが現在では主に製菓用に使用される。1510年フランス・ノルマンディーにあったベネディクト派の修道院で作られたものが始まり。フランス革命時にレシピは失われたが、1863年に復元された。レシピが現存するものとしては最古のリキュールと言われる。

エスコリアル・グリーン リーマーシュミット社 西ドイツ・56度 味わいはシャルトリューズに近い。甘さは控えめ。

ラッテ ディ スォッチェラ・ラッテ デ ソッチラ MILK OF MOTHER-IN-LAW(義母のおっぱい)という意味の名を持つイタリアのビターリキュール。「百種薬草酒」と呼ばれ、にがよもぎを中心にコリアンダー・アンジェリカの根・じゃこう・ラベンダーなどを配合して造られる。70度(レディー30度)

オルデスローエ社 マーゲン・トロプフェン 「マーゲン」は"胃"、「トロプフェン」は"しずく"又は"液"という意味で、まさに胃を守る薬草酒。ジンジャー、クローブ、りんどう、ミントなどの三十種類以上のスパイスやハーブに、ハチミツを加えて熟成させた、まろやかで胃に優しいリキュール。穏やかな甘味と苦味が特徴。 現在はマーゲントロプフェンからクロイター(ハーブ)トロプフェンに名称変更されている。

パーティ ロシア 35度 トナカイの角の根本にある「コブ」のエキス入り。 ハチミツを加えて飲みやすくしたもの。

RUSSIAN BALSAM УССУРИЙСКИЙ【ロシア】(バルザム) RIGA BLACK BALSAM【ラトビア】(バルザム) バルザムとはラトビアのリガが発祥と云われる薬草酒。 各種薬草、香味類(ローズマリー・はっか)など。 強壮剤・血管を拡げることから血行改善の効能を持つといわれ、珈琲や紅茶に混ぜて風邪や扁桃腺に効能ありとされている。

リガ ブラックバルザム・チェリー(バルザム)

コスケンコルヴァ【フィンランド】(サルミアッキ) コスケンコルヴァは大麦が原料のウォッカ。通称「コッス」。コスケンコルヴァという町で蒸留が始まった。極限まで冷やすと原料のほのかな甘みが感じられる。 サルミアッキ 世界で一番まずいグミと名高い。こちらのコスケンコルヴァはサルミアッキフレーヴァーだが、アンモニア臭はない。

ウーゾ アテネ ウーゾとはアニスの香りを持ちギリシャとキプロスで生産される無色透明のリキュール。名称は原産地名称保護制度で保護されている。 生産・消費ともに、そのほとんどがギリシャとキプロス国内で行われる。ウーゾの原型はツィプロ (Τσίπουρο) やラキア (rakia) という蒸留酒で、東ローマ帝国ですでに製造されていた。14世紀にアトス山でツィプロを蒸留していた修道士がアニスの香りをつけ、これがウーゾとなったという。 19世紀にギリシャが独立して以来、ウーゾの蒸留はレスボス島を中心に広く行われるようになった。レスボス島はウーゾの発祥の地ともいわれており、今日でも主要な生産地である。1932年にウーゾの生産者は銅製の蒸留器を使う蒸留法を編み出し、これが現在では標準的な生産方法となっている。トルコのラクがスピリッツであるのに対し、ウーゾは蒸溜法のリキュールとなる(グレープブランデーベース)。ギリシャには、ウーゾとメゼデスを供するウーゼリー(ouzerie)というカフェが多く存在。

ウゾ・オブ・プロマリ【ギリシャ】(アニスISIDOROS ARVANITIS

アルテヴァイスハイト(アニス) オーストリア ハッカ・アニス・ウイキョウ・コリアンダー

トイフェルスクロイター(悪魔のハーブ) オーストリア ハーブエキスをジャマイカラムでブレンド。 グラスに入れて火を付け、3分間炎を楽しむ。 Schi lehrer jagertee(シーレーラーイエガーテー)に甘草をプラスしたもの。

パチャランとは スペイン ピレネー山脈山麓(ナバーラ地方・バスク地方・リオハ地方) で、アニス酒にこけもも(スピノサスモモ)を浸漬したもの。 1988年にはナバーラ・パチャラン原産地呼称統制員会が設置された。 スピノサスモモの低木から黒みがかった青色の果実を採取し、少量のコーヒー豆やシナモンのさやとともにアニス酒に浸すことでパチャランが生産される。スロージンとの相違はコーヒー豆、アニス酒。

スペイン。おサルさんのアニス。 クリスマスに飲まれるアニスリキュール。

ドランブイ15年(ウイスキーリキュール) ドランブイとは ゲール語で「満足のいく酒」という意味。モルトウイスキー(主にハイランド)をベースにつくられる薬草系リキュール。使用 する蜂蜜はヒースの花から集めたヘザーハニー。度数40度。エキス分35%。 1745年スコットランド、スチュアート王家のチャールズ・エドワード・スチュアートは王位継承権を争う戦を起こしたが、翌年カローデンで大敗し、スカイ島へ逃走する。この時にチャールズの首には現在の金額で20億円がかかった。にも関わらず彼を捕えずに護衛したジョン・マッキノンに褒美として王家秘伝の酒の製法が授けられた。この酒がドランブイである。量産されるようになったのは第二次世界大戦後。スコッチとのカクテル「ラスティ・ネイル」が有名である。 含まれるハーブはウイキョウ・アンジェリカ・ビターアーモンド・サフランなどと推察されている。

ロシャン・オラ従価【シーバスブラザーズ】(ウイスキーリキュール) 熟成したスコッチにヘザーハニー、ハーブをブレンド。ドランブイと同タイプなシーバスバラザーズ社のウイスキーリキュール。Lochan OraとはGolden Loch(黄金の湖)。

スイートメープルウイスキー(ウイスキーリキュール) カナダ

サンジェルマン・エルダーフラワー エルダーフラワーとは セイヨウニワトコ。エルダ ー(ニワトコ。Sambucusサンブーカ。)の花の部分。エルダーは古くから葉・茎・花が薬用に使用されてきた。家庭で砂糖と煮てコーディアルシロップを作ったりとヨーロッパでは割と一般的。ブラック・サンブーカはエルダーの黒い実を使用したリキュール。

ミクロ リキュール・ド・ローズ ◯ローズトニック バラの花びらから抽出した エキスをベースに、高貴な芳香と深紅のバラ色を特徴とし、ローズの女王と評されるフランス最高の魅惑のリキュール。20度。エキス分25%。 ★エキス分とは お酒を加熱した場合において、蒸発せずに残留する成分のこと。 リキュールにおいては残留物のほとんどを糖分が占めるため、糖度の比率とも言える。高いほど甘い。公的な単位は「度」であるが、度数との見分けから%がよく用いられている。ECの規格により1ℓに250g以上の糖分を含んでいるものが「クレーム・ド〜」と表記出来る。(カシスに関しては400g以上) またフランスのリキュールの定義に、アルコール度数が15度以上のものとある。

メラーナー パルフェタムール 1760年にフランスのロレーヌ地方で誕生したリキュール。「飲む香水」と称され、媚薬とされていた。これが、パルフェ・タムール(完全なる愛)の語源となる。当時は赤や黄色のリキュールもあったのだが、紫だけが残った。地中海沿岸で採れる柑橘系果実をベースに、ギリシャの国花ニオイスミレ(スイート・ヴァイオレット)やバラ、アーモンド、バニラなどで香り付けされている。日本ではその色からヴァイオレット・リキュールとも呼ばれている。

ウニクムとは 1790年。40種類以上の薬草を使用。ハンガリー版養命酒。当時、ハンガリー王国はハプスブルク家が統治をしていたが、時の皇帝ヨーゼフ二世(マリー・アントワネットの兄)は胃腸が弱かった。典医のズワックがその治療のために調合した薬用酒がこの「ウニクム」。ヨーゼフ二世はこの薬用酒をいたく気に入り、「これは素晴らしい、まさに特別なものだ」と叫んだ。この「特別」という言葉ユニークから「ウニクム」という名前がつけられた。その後ウニクムは100年間もの期間、王侯貴族しか口にできない高価な飲み物だった。19世紀末頃から少しずつ市場に出回るようになり、今ではハンガリーの国中どこでも目にすることができるようになっている。42度

ベヘロフカとはチェコの温泉地であるカルロヴィ・ヴァリ地方で作られているリキュール。カルロヴィ・ヴァリには12の源泉があり、ベヘロフカは「13番目の源泉」と言われ親しまれている(チェコでは源泉とは飲み物であり、入らない)。1807年ヤン・ベヘールが失踪した英国人医師フロブリッグの残したレシピをもとに完成。ウォッカをベースにおよそ20種類のハーブ。スタノヴィツェという場所の名水を使用。レシピを知る人間はこの世に二人だけしかいない。オーストリア皇太子ご用達としても知られる。38度。

モロゾフ玉露

パスティス ディアマン ブルー パスティス ド マルセイユ パスティス(似せる)とは、禁止されたアブサンの代替品として製造されたものであり、問題となったニガヨモギを加えていない。 マルセイユ産のスターアニスと、リコリス・フェンネルなどのハーブにより風味付けされている。 「パスティス・ド・マルセイユ」:フランスのマルセイユで作られ、アルコール度数45度以上かつ、アニスが1リットルあたり2グラム以上含まれるものだけが表示を認められている。

ガリアーノ・オーセンティコ 1897年イタリア・トスカーナ州でアルトゥーロ・ヴァッカリによって開発されたリキュール。ヴァッカリは1895~1896年のイタリア・エチオピア戦争で英雄とされたジュゼッペ・ガリアーノに感銘を受け、彼の名を冠した。1997年のラベル変更前はジュゼッペ・ガリアーノが防衛したエンダ・ジーザス要塞が描かれていた。ボトルデザインはイタリアの建築コリント式の円柱をモチーフにしている。ゴールドラッシュに沸くアメリカ中西部には多くのイタリア移民が流れ込んだ。彼らの健康を支え、強壮酒としてもてはやされたのが美しいゴールデンカラーのガリアーノだった。本場イタリアではドルチェ(お菓子)の材料にも使用される。アニス・バニラ・ジュニパーベリー・セイヨウノコギリソウなど30種。35度。エキス分33%。

ペコ ソーダ ペコ トニック ペコ ミルク ペコ オレンジ オランダのスキーダムという町にあるハーマンヤンセン社が生産。スリランカで高品質の紅茶を生産している著名なディルマー社と契約を結び、厳選した最高品質の茶葉の供給を受け、世界最高の紅茶リキュールを生産すべく「ペコ」を作り上げた。「ペコ」とは、紅茶産業における茶葉の等級の一つで、一番大きく、かつ上品で繊細な紅茶を作り出す最高級の茶葉のことである。

CHERRY with WHISKY GRAPEFRUIT with RUM PEPPERMINT with CHOCOLATE

◯イエガートニック イエガーコーク イエガージンジャー イエガーオレンジ イエガーマイスターとは「狩人の守護聖人」という意味であり、1935年に発売された「ドイツ版養命酒」。56種類の生薬やフルーツ、草根木皮から作られている。漢方薬に使われる生薬として欠かせない生姜に始まり、シナモン、スターアニス、カルダモン、オレンジピールといったものをベースに、カモミール、ラベンダー、サフラン、フェンネル、マテ、ミントといった西洋ハーブもふんだんに使われている。度数35度・エキス分15.7%

カンパリソーダ カンパリオレンジ カンパリグレープフルーツ カンパリトニック カンパリジンジャー スプモーニ (グレープフルーツ+トニック) オレンジモーニ (オレンジ+トニック) HOT カンパリオレンジ アメリカーノ (ヴェルモット+ソーダ) シェカラート (ハードシェイク) 1860年イタリアのトリノでバーテンダーをしていたガスパーレ・カンパーリが開発。「ビッテル・アルーソ・ドランディア」という名前だったが、跡を継いだ息子のダーヴィデが「カンパリ」と改めた。ビターオレンジ・キャラウェイ・コリアンダー・リンドウの根など60種類のハーブを配合。着色料にコチニール(ウチワサボテンに寄生するエンジ虫から採れる染料)を使用していたが、2007年より赤色2号・青色1号・黄色5号に切り替わった。25度・19%。 イタリアの著名アーティスト、フォルトゥナート・デベーロ氏デザインの限定ボトル。

ブランカ メンタ フェルネット・ブランカとは1845年、イタリア・ミラノのブランカ家が創製したビター系のハーブリキュール。「世界一苦いお酒」と呼 ばれた。フェルネットとは、イタリア・アルプス地方の薬草抽出液で作る薬の一般名称。ゲンチアナ、カモミール、リコリス、ジンジャー、サフラン、リュバブ、他東洋系スパイスなど、約30種類ものハーブ、スパイスをワインとブランデーの混合液に浸漬後濾過。その後、1年間東欧産大型オーク樽で熟成。食後の消化を助ける食後酒として古くからイタリアではストレートで飲まれていた。28度。 フェルネット ブランカのミントの味を強くしたのがこのフェルネットブランカメンタ(ミント)。

ミントソーダ ミントウーロン ○エメラルドシティ (ジンジャー) エメラルドハット (ジン+ソーダ) ペパーミント・ジェットとは1796年にジェット兄弟によってつくられたフランスのミントリキュール。PEPPERMINTをPIPPERMINTと間違って綴った。南仏カンヌ産を始めとしたミントを8日ほど中性スピリッツに浸漬後、蒸留。昔はアルコール度数27%でつくられていた。 ポール・セザンヌがこのボトルを題材にした絵を描いている。21度・エキス分43%

シシリアン・キッス(アマレット) サザンピーチ(ピーチ+トニック) サザンカンフォートとは 1878年アメリカ・ニューオーリンズ。バーボンにフルーツを漬け込んだのが始まり。オレンジ・ピーチ・レモンなどの果実類にハーブを配合し、6ヶ月間樽熟成させたリキュール。当初はバーボンウイスキーがベースだった為、度数が高かったが、徐々に下げられ、2004年以降は21度で販売されている。歌手のジョニス・ジョプリンが愛飲し、ステージの上にはしばしばボトルが置いてあった。頭文字から「SoCo(ソコ)」の愛称で呼ばれる。エキス分12%

○マカジンジャーハイボール 薬味酒 29度 マカ・ケイヒ・リュウガン・高麗人参・クコの実・コリアンダー・マムシエキス・ウンシュウミカン皮・ウイキョウ・なつめ・ドクダミ・カンゾウ・ガジュツ

コカレロ アイルランド。最高級品質のコカの葉(アンデス)、アマゾンガラナ、朝鮮人参、ラベンダー、ジュニパーベリー、ミント、生姜、緑茶、オレンジピールなど計17種類のハーブ。29度。

電気ブランとは 浅草。神谷バーの創業者、神谷伝兵衛が作ったリキュール。明治の頃はなんでも「電気」と付ければハイカラだったし、売れた。ブランデーベースのこのリキュールは「電氣ブランデー」として発売されたのだが、「ブランデーじゃないじゃん。」とのクレームを受け、名称変更となる。当初は度数45度で痺れる感じもまた電気をイメージさせた。現在は30度の「デンキブラン」と40度の「電氣ブランオールド」がある。

南都酒造所 生け捕りしたハブから、手作業の特別な製法により臭みを除去。泡盛をベースにした13種類のハーブ酒と、長い月日をかけて特殊製法によって抽出されたハブの旨味をブレンドしたリキュール。ハブの毒はアルコールに漬けることで無毒化して十数種類のアミノ酸となる。35度。
